NHK ひとモノがたり 京大タテカン攻防を観る

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    某月某日

     

    ひさしぶりにテレビを観る。

    といっても、ずいぶん前に録りためたもの。

     

    京都大学。

    立て看板を出すことが条例違反になり、撤去の対象となった。

    学生たちは抵抗する。しかし、だんだんに苦悩が深くなる。

    そのドキュメント。

     

    抵抗しつつも追い込まれてゆく学生たちの

    心の動きをしっかりとらえていたのがよかった。

    学生たちにとって「立て看板」とは何だったのか。

     

    タテカンとは自分たちの思いを表現する場所

     

    ということばが印象的だった。

     

    SNSやインターネットは確かに便利な情報ツールだけれど

    やっぱり場所ではないんだよなあ。

    人と人とが出会い、生な感覚を共有する場所。

    分かち合う場所。

     

    そのことばを聞いて、井上ひさしさんの「イーハトーボの劇列車」

    を思い出した。主人公の宮沢賢治がつぶやく。

     

    広場があったらなあ。

     

    日本には、ヨーロッパにあるような、人が人と自由に出会う

    広場がない。インターネットは情報を広げる働きはある。

    でも、広場ではない。場所ではない。

     

    日本は、広場を、すなわちタテカンを失う形で自由を失っている。

     

    香港を心配している場合ではない、と思う。

     


    5月6日 朝日新聞 ラジオテレビ欄

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      おはようございます。

      5月6日 朝日新聞ラジオテレビ欄です。

       

      このような小さいスペースですが、

      こういう意見を載せてもらえるだけ、

      言論の自由が保たれている

      と言っていいものかどうか。

       

      ただ、小さい記事にこそ真実がある

      という傾向はあるかもしれませんね。

       

      バリバラ桜を見る会、2回目もすばらしかったです。

      小林夫妻の優生保護法による不妊手術の実態報告は

      完全なる人権侵害。

      今も私たちの内なる優生思想、

      このことに気づいていくべきですね。

       

      コント漫才も最高です。

       

      朝日新聞も、政治権力に対して右顧左眄しないで

      正々堂々と真っ向勝負したらいいのに。

       

      というわけで、連休最後の日。

       

      みなさんよいステーホームを。


      平尾誠二 この人に会いたい

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        NHKの小さな番組

         

        「この人に会いたい」

         

        がおもしろい。

        今回は、ラグビーの平尾誠二さん。

        2016年に亡くなってしまいました。

        私も好きな選手でした。

        いつも何か新しい、創造的なプレイがあり、

        選手がみんな生き生きしていたなあ、と思うんです。

        そんな印象があったから、食い入って観てしまいました。

         

        まず、へえそうだったのか、というのが、

        一度ラグビーをやめて、

        ロンドンに留学し、

        地域のクラブチームに入って、

        ほんとうのラグビーの面白さ、

        スポーツの面白さに目覚めたということ。

        日本では、ポジションが決められて、プレイが硬直するが、

        イギリスでは、どんなポジションでも出来る、

        新しい局面でどう対応するか、

        そういう総合力が求められることに気づき、

        再びラグビーをやることを決心した、

        というところが平尾さんらしいなと思いましたね。

        そしてその後神戸製鋼での活躍ぶりは、もう言うまでもない。

         

        番組の最後、臨床心理学者の河合隼雄さんとの対話の一場面が印象的。

         

        「スポーツに対して、

        みなさん何を求めているのかというと、

        集団競技なら、

        協調性だとか、

        和の精神だとかいうわけです。

        きついスポーツだと、

        忍耐力とか、根性とかいうわけです。

        もし忍耐力をつけるのなら、

        スポーツよりは、冬の滝に打たれる方がいい、

        短時間で効果が上がると思うんです。

         

        スポーツはなぜそれよりいいのかというと、

        たのしい、

        おもしろいことだからです。

        自らそれに取り組むという意思が出てくる、

        出来なかったことが

        できるようになる、

        それが大変重要なんです。

        自らの意志で取り組んでそうなっていく

        というプロセスを体験するということが、

        スポーツというものがもつ

        ソフトとしての価値なんです。」

         

        平尾誠二さんのあの創造的なプレイ、

        新しいチャレンジを常にしていた姿勢、

        そしていきいきと楽しそうな表情

         

        原点がここにあったのか、と知り、うれしいですね。

        河合隼雄さんと、

        ほんとうに楽しそうに語っている姿、

        絶品でした。

         

        スポーツだけでなく、

        学ぶことすべてに通じる話。

         

        しかし、現実にはまだまだなんだけれどね。


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