<< ロシアにおけるニタリノフの便座について  椎名誠 | main | 2014年06月01日のつぶやき >>

母  三浦綾子

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    プロレタリア文学者小林多喜二の母の物語。

    多喜二という子を持つ親がどんなことを考え、思い、暮らしていたか。
    どんな時代に生まれ、多喜二の死はどんな意味を持つのか。
    母の言葉からいろいろなことを考えさせられる小説である。
    そして、親が子を思う気持ちがすべて語り尽くされているように思う。

    小説の構成などはいたってシンプル。
    取材に来た作者に向かって母が語る、そういうスタイルです。

    身売りさせられたタミちゃんを多喜二が身請けして、
    家族で面倒を見るのだが、
    タミちゃんが多喜二の母を頼る、というところが切ない。

    いや、全部を通して、軽いところはない。
    しかし、語り口調はやわらかいので、おすすめです。

    小林多喜二、興味あるけど読み切れない!っていう人は、この「母」から。
    これを読んだら、小林多喜二のオリジナル小説にもいけるかも!

     
    評価:
    三浦 綾子
    角川書店
    ¥ 514
    (1996-06)


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      • 2020.01.18 Saturday
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